令和7年のスタートを飾って、新年懇親会が開催されました。当日は馳県知事をはじめ多数の来賓のご出席をいただき、参加した組合員の皆さんも、にぎやかに新しい年への意気込みを語り合う、楽しい交流の場となりました。
新年懇親会に先立ち、新年経済講演会が開催され、当組合の組合員企業が日ごろお世話になっている株式会社商工組合中央金金沢支店長の花崎純一様から、「足元の金融経済動向と中小企業の課題対応について」というテーマでお話をしていただきました。参加した組合員の皆さんは、どなたも真剣な表情ですね。
講演会に続いて、いよいよ新年懇親会の開宴です。まずは開宴に先立って、当組合の小林理事長から新年のご挨拶を申し上げ、続いて来賓を代表し、金沢市長代理としてご出席の金沢市経済局・上寺武志局長から、市長のご祝辞をいただきました。そして、直前に行われた経済講演会で講師を務めていただいた、商工中金金沢支店の花﨑支店長のご発声で乾杯です。
しばらくして、馳県知事が登場。昨年能登半島地震の発災以降、ずっと着用しているという防災服姿で登壇した馳知事は、震災と水害という未曽有の大災害に見舞われた石川県で、100年を超える歴史を持つ北陸鉄工協同組合の皆さんに、しっかりと事業で活躍していただくことが石川県の未来につながる、といったご挨拶をされました。
そしていよいよ交流も真っ盛り。ウクライナ戦争の長期化、米中の経済対立、そして今年はいよいよアメリカでトランプ大統領の就任と、ますます不確実性が高まる世界経済の中にあっても、「しっかりと事業のかじ取りをしていくぞ!」という意気込みを語りあう皆さんの姿から、明るい気持ちになった一日でした。
そして楽しい時間はあっという間に過ぎていき、いよいよ宴もたけなわではありますが、米澤専務理事の音頭で中締めです。出席された皆様の弥栄を祈念しての三本締めの掛け声も威勢よく、会場には元気な手拍子が響き渡りました。